オーストラリアと日本の時差は最大でも2時間。南半球にあって遠く離れてはいますが、ほとんど時差ボケに悩まされずに行ける観光地です。関西国際空港からはシドニー行きとケアンズ行きの直行便が出ています。オーストラリア最大の都市シドニーはオーストラリア大陸の南東に位置し、世界遺産であるグレートバリアリーフや、世界最古の熱帯雨林があるケアンズは北東に位置します。
本記事では関西国際空港からオーストラリアの各空港に行かれる方に向けて、オーストラリアドル(豪ドル)へ両替する際におすすめの両替所・両替方法を紹介します。具体的なオーストラリアドル(豪ドル)のレートも載せていますので参考にしてみてください。空港内の両替所以外の選択肢も紹介しますので、出発までに余裕がある方は一番レートの良い手段はどれなのか、(並ぶ必要がない等)ゆとりある時間を過ごし安全に両替できるのか等を考慮にいれ、空港両替以外の両替手段でオーストラリアドル(豪ドル)に両替することもご検討ください。
関西国際空港からは平日、シドニー国際空港、ケアンズ国際空港に向けてそれぞれ1本ずつ直行便が出ています(2019年2月20日現在)。乗継便もありますが、利便性を考えるなら直行便がおすすめです。
関西国際空港からの直行便は、シドニー行きなら「カンタス航空」と「ラタム航空」の2社、ケアンズ行きなら「日本航空」、「カンタス航空」と「ジェットスター」3社が運航しています。4社とも第1ターミナルからの出発になります。
カンタス航空:19時00分発(第1ターミナル) 06時45分着
ラタム航空:19時00分発(第1ターミナル) 06時45分着
カンタス航空:22時55分発(第1ターミナル) 05時15分着
日本航空:22時55分発(第1ターミナル) 05時15分着
ジェットスター:22時55分発(第1ターミナル) 05時15分着
※2019年2月20日時点の情報です
各フライトとも夜発早朝着ですので、寝ている間に移動でき、長時間ですがあっという間に感じるかもしれません。余裕を持って3時間前に空港到着を目指すとシドニーの場合16時前後、ケアンズの場合20時前後の到着が目安となりますので、関空発のオーストラリア行きの場合、「国際線ターミナル」の「夕方~夜頃」の両替情報を押さえておくと便利です。なお、夕方の時間帯は比較的交通渋滞することも多く、余裕を持って空港に向かうことをお薦めします。
次に第1ターミナルの両替情報を見ていきます。
関西空港国際線ターミナルには出国審査前に両替所が8か所、両替ATMは14箇所あります。出国審査後にはそれぞれ両替所が6か所、両替ATMは1箇所あります。豪ドル(オーストラリアドル)はすべての銀行、両替所で取り扱っています。
関西空港で両替する場合、池田泉州銀行もしくは三菱UFJ銀行が比較的良いレートで交換してくれます。出国審査を通過してしまうとレートが悪くなってしまうため、注意が必要です。
心配な方はあらかじめ外貨宅配などを用いて、良いレートで事前に両替しておくことをおすすめします。
レートは頻繁に更新されているので、空港で両替を利用される方は当日のレートをしっかりと確認しておきましょう。
WEB上での調査結果となりますが、この記事を執筆した2019年2月26日〜28日の間の各社レートは下記の通りです。(WEBサイトでレートを公開していない両替所は含みません)
出国審査前の両替所 1オーストラリアドル(豪ドル)あたり
池田泉州銀行 79.14円 (02月28日 10:50時点)
三菱UFJ銀行 81.54円 (02月26日 10:27時点)
関西国際空港直営店 87.57円 (02月28日時点)
トラベレックス 89.22円 (02月26日 10:27時点)
出国審査後の両替所 1オーストラリアドル(豪ドル)あたり
関西国際空港直営店 87.57円 (02月28日時点)
トラベレックス 89.22円 (02月26日 10:27時点)
レートを重視しているのであれば「出国審査前に池田泉州銀行で両替する」のが関西国際空港からオーストラリアへ向かう方にとって、最良といえます。
出国審査前は池田泉州銀行、出国審査後は関西国際空港直営店での両替がレート面ではおすすめです。前述しましたが、レートは日々更新されますし、今回の調査はWEB上での調査ですので、レート重視で両替をお考えの方は、当日に各社のレートをご確認の上ご利用ください。
以上、関西国際空港の両替所を比較してきましたが、空港での両替がベストな方法とは限りません。
出発の直前であれば空港両替以外に方法はありませんが、出発日まで時間に余裕がある方であれば、宅配両替や銀行両替、金券ショップでの両替など、選択肢は広がります。
現地での両替は偽札リスクに注意が必要ですが、日本国内での両替であればあまり心配する必要はないでしょう。そこで、「レート」(手数料も含めて)と「手間」の2点に着目して各両替方法を比較してみます。
まずレートについて。
空港でも両替所によって10%程度の差がありましたが、ここでも両替方法によって同程度の差があります。
店舗を構える必要のない外貨宅配が、良いレートを提供する傾向が強いです。
手間に関しては「たまたま近くに金券ショップがある」場合を除き以下の通りです。
「レート」と「手間」、どちらの観点でも外貨宅配が最もオススメの方法といえます。唯一の注意点は発送までにかかる時間です。早めの準備をおすすめします。
空港の両替所をはしごしてレートを比較するのは大変ですが、外貨宅配であれば自宅でゆっくりレートを比較することができるのもメリットです。
マネーバンク(外貨宅配)でもオーストラリアドル(豪ドル)を取り扱っていますのでレートや在庫状況をご確認下さい。