MENU

中国への現金持ち出しには上限がある?知らないでは済まない話 | 外貨両替マネーバンク

中国への現金持ち出しには上限がある?知らないでは済まない話

外貨両替マネーバンクTOP中国人民元の両替 > 中国への現金持ち出しには上限がある?知らないでは済まない話

上海

日本の至るところで中国語を聞くようになりましたが、仕事での中国出張や中国へ旅行してみたいと関心を持っている方も多いのではないでしょうか?アメリカに次ぐ世界2位の経済大国である中国ですが、その生活の様子がイメージできる日本人は多くはないでしょう。
渡航先の経済事情を事前に知っておく事は、安心して賢く旅行するコツの一つですので、可能な限り知っておく事が望ましいと言えます。

今回は中国の経済事情について、物価はどうなのかお金の使い方はどうなのか紹介していきます。中国旅行を検討している方はぜひ参考にしてください。

渡航先の経済状況は要チェック

まずは基本的なことですが、海外旅行に行く際は現地の経済状況は必ずチェックしておきましょう。当たり前ですが、物価は国ごとによって違うため、日本での感覚で予算を立ててしまうとトラブルに繋がることもありますし、逆に旅行を快適にすることもできるからです。当然、中国の物価も日本の感覚とは大きく異なります。

例えば日本だと贅沢なイメージのあるタクシーですが、中国ではタクシーの料金は安く一般的な交通手段として普及しています。その代わり、自動扉ではありませんし、日本のように接客態度がいいわけではありませんのでその点は覚悟しておきましょう。他にも観光地と現地の人がいく店の相場をしっておけば、料金から現地の人向けの店を探すこともできます。しらなければ観光客向けの値段をふっかけられて高いお金を払うことにもなりかねません。

このように予め渡航先の経済状況を知っておくことは、観光を快適にして節約にもなります。お得に観光したいなら観光情報だけでなく経済情報も把握していきましょう。

2018年12月の人民元レート

現地通貨のレートもしっかり把握しましょう。即座に円換算できれば、いろいろな場面で便利です。一般的な中国人民元のレートは、約16円/元です。両替をする際はこれに手数料などが発生します。お得に両替できる宅配両替では2018年12月の時点で、16.58円となっています。銀行や金券ショップだともう少し円安価格になるでしょう。ちなみにタクシーの初乗りは10元なので、約160円ということになります。レートが分かっていれば何が安くて高いのかすぐに理解できますね。

中国の経済事情

では具体的に中国の経済事情について見ていきましょう。まず注目したいのが平均年収。中国の平均年収は2001年が193万円だったのが2015年に747万円と急激に上がっています。日本の2014年の平均年収が414万円だったので、この10年ちょっとの間に中国に年収を越されたことになります。しかし、これだけで中国が豊かな国だと思うのは早計です。中国を理解するには、日本では信じられない経済格差が中国にあることも覚えておきましょう。平均年収が伸びたのは中間層と富裕層が増えたことが要因とされていますが、田舎の年収は変わりませんし、年収100万円以下の方が大勢います。そのため中国のどこに行くのかによって経済状況は全く違うのです。
その為、渡航先が上海、北京など都会であれば、キャッシュレス化が浸透しているが、田舎へ行く場合には、現金需要が根強く旅行プランに合わせた準備が必要です。

中国の物価

中国の物価を紹介していきますが、先述したように中国は地域格差が大きいため、中国のどこに行くのかによって全然違うことも覚えておきましょう。基本的に日本よりも物価は安いですが、北京や上海などの都市部では日本と同等、もしくは日本よりも割高になるケースもあります。

また中国の物価でもう一つ覚えておきたい特徴は、生活必需品は安いが、嗜好品は高いということ。
生活必需品の例で言えば交通費。バスは2元ほどなので日本円で言えば約32円ということになります。日本の約10分の1です。対してお菓子やジュースというのは割高になります。日本で160円ほど売られている500mlのペットボトルジュースが中国で4元ほど、つまり約64円ほどになります。日本の約3分の1と日本よりは、安いものの交通費と比較した時よりも割高になります。このように嗜好品になるほど、日本の物価との差がなくなります。これがヴィトンやグッチなどのブランド品となると日本よりも2~3割高めの値段設定となります。

中国の食事代

中国の夜市

食事を楽しみに中国に行く方もいるかもしれません。食事代こそ格差があるためどこで食べるかで価格は全く変わってきます。田舎の現地の人が行くような店では、衛生的な心配はありますがビールを飲んでお腹いっぱい食べても500円/人というお店はまだあります。対して観光客用の少しキレイなレストランにいくと3000円/人ほどはかかるので、日本と大差ありません。予算を抑えたいならお店は慎重に選びたいですね。

中国の宿泊費

香港の夜景

中国の宿泊費は今でも日本よりは若干安い相場です。5つ星ホテルでも1万円ほどで宿泊可能ですし、3つ星ぐらいであれば5,000円ほどで泊まれます。リッツやパークハイアットなどのブランドホテルも日本よりはお得に泊まれるでしょう。逆に民泊などであれば1,000円ほどの宿もありますが、環境的には厳しいかもしれません。最近は5,000円以下で泊まれるエコノミーホテルが増えているので活用してみてはいかがでしょうか。

まとめ

世界でも類を見ないスピードで成長している中国。数年前のように格安で観光というのはもう難しいかもしれません。これから更に成長していけば、物価水準が日本と同等になることも考えられるため、中国への旅行を検討している方は早めに行ってはいかがでしょうか。

現在1泊当り1万円前後の人民元への両替が最適な旅行を楽しめるボーダーですので、事前の両替をオススメ致します。

>人民元への両替はこちら

中国人民元の関連記事